2007年08月25日

「ホームレス」は減った!?「貧困」にも「排除」にもNO!7.27集会に180名が参加

●「ホームレス」と「ネットカフェ難民」とでは問題の根が別?
 「ホームレス」を事実上「テント生活者」に限定し、野宿労働者の追い出しにおスミつきを与えている「ホームレス自立支援法」。今年はこの法の見直し年に当たります。
 すでに国は全国調査を終えており、「自立支援施策が功を奏した、ホームレスは減少、問題は解決しつつある」とデマを流しています。カタチのみの施策と引き換えにテントの撤去を進めてきただけなのに、です。
 マスコミは国にならい「ホームレスの次はネットカフェ難民」と世論の関心をズラしています。その過程で「ホームレスとネットカフェ難民とでは問題の根が別」とのキャンペーンを盛んに繰り広げています。本来「ホームレス」とは「住居が不安定な状態」を指し、語の正確な意味からして「ネットカフェ難民」も「ホームレス」といえます。
 分断を越え「層」としての「ホームレス」の存在を浮かび上がらせていかなくてはなりません。黙っていれば法がまともに見直されることも、法の見直しにスポットが当てられることもないでしょう。今こそ野宿労働者を支援しているグループが危機感をもち、互いに結びつくときです。私たち「全都実」が、都内の各グループに7.27集会の開催及び同実行委員会の結成をよびかけたのはこんなモチーフからでした。

●7.27集会への賛同、参加、注目、ありがとうございました
 集会当日、新宿・角筈区民ホールにつめかけたのは実に180名。私たちの予想を上回る数字でした。
20070727-1.jpg20070727-2.jpg 内容も盛りだくさん。笹沼弘志さん(静岡大学教員)の「ホームレス カウントされない命と社会的排除」と題する講演。全都各地の野宿労働者支援グループからの発言。なかでも今年9月、工事を名目とし追い出しが目論まれている江東区・竪川河川敷公園の当事者のアピールは衆目を集めました。そしてフリーター全般労働組合から「日雇派遣」が直面している問題、釜ヶ崎医療連絡会議から大阪市の住民票削除に対する批判が提起されました。「反貧困ネットワーク」の事務局からも発言をいただきました。まとめとして、8月、「ホームレス自立支援法」の監督官庁である厚労省へのアクション、7.27集会を引き継ぐ「8.31の集い」(18時〜角筈地域センター)への参加がよびかけられました。
 7.27集会から夏の取り組みへ。闘いはこれからです。
posted by 全都実 at 01:08| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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