2006年11月23日

2006.11.23.(木)新宿恊働炊事

 夕方4時より新宿中央公園のナイアガラの滝の前にある広場で恊働炊事。だんだん寒くなって来ており、暗くなるのも早い、「監視」に来ている新宿区公園課の人たちも休日なのにご苦労なことだ。
 今日のメニューはモヤシと春雨とひき肉の入ったあんかけとキャベツとタマネギのサラダ。食材はみんなの集めたアルミ缶の売り上げで買ったものだ。今回のアルミ缶の売り上げは30.5kgで3,904円と報告された。
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 食後の寄り合いでは今後「越冬」に向けた話しをしていくことが確認された。また、都庁第1庁舎と第2庁舎の間にある道路で、工事が行われ、追い出しの看板などが出されていることが報告され、夜に寝たり、荷物を置いている人も多い所なのでそれらの人たちと相談しながら対処して行こうと話し合った。
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2006年11月23日ビラ
こんなに予算を使って…


 8月以降しぶとくつづけられてきた都庁行動、そしてハンスト行動が、差別的なアパート事業のあり方に対して徐々に効果を発揮してきているようである。

 東京都のアパート事業担当者が、大学の講座に出席したさいなきを入れ始めたとのことだ。アパート事業に対する東京都財務局からの突き上げがはじまっているようなのだ。「こんなに予算をつかって当のホームレスの人たちは怒っているじゃないか」。財務局にとって「ホームレス対策」に予算をつかったあげく、都庁前の抗議行動につながるとは思っても見なかったことなのだろう。
 役人はたかをくくっていたとのだと思う。事業から排除されたダンボール1枚の仲間たちが声を上げることはない。炊き出しを中止に追い込めばいなくなると。事業を選択せず、追い立てられようとしている仲間の声は各公園地域に封じ込められると。「事業」がもつ問題を隠し通せると思っていたのだ。けれども、「めしづくり」という形で支え合い、集団で生きる条件を仲間たちがつくりはじめた。「この事業のあり方はおかしい」という声を都庁前であげはじめた。
 都の内部でさえアパート事業に対する評価がわれはじめている。これはあきらかにこの3ヶ月間の成果であると思う。しかし、都の基本姿勢を変えるというところにまでいたっていない。アパート事業担当者は特定の仲間を対象外にするという姿勢を変えていない。同じ講座でこうものべている。「街頭にブースを出して『三千円あぱーとどうですか』と呼び掛けたら野宿者だけでなく色々なひとがきてしまうかもしれない。『これでは対策にならない』」。テントをはっていなければ野宿をしていると認定できないというのだ。一方でテントをはれない条件をつくりあげながらである。これではダンボール1枚の仲間たちを無視し、生存の条件さえ奪うといっているに等しい。
 集団で生きていく条件をつくること、声を上げていくことがひとつのものとなりつつある。ひとつにしなくてはいけないのだと思う。
 飯づくり、都庁行動、ハンストといった行動のつみかさねの中で、地域をこえたつながりが生み出されて始めているのだと思う。どこで寝ているかなど問題でなはなく、野宿をしている者どうしとしてやってきたのだ。
 先週は渋谷の炊き出しを池袋の仲間もともにになった。各地の炊き出しを結びつけ、さらに大きな「野宿の仲間」の力を作り上げたい。
 渋谷では毎週土曜日炊き出しを行っています。場所がわからないなどの理由でいくことが出来なかった仲間は、ぜひ土曜の夕方5時ナイアガラの滝に集まってください。みんなで現地に向かいます。
posted by 全都実 at 21:37| 対東京都連続行動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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