日比谷公園の中にある日比谷公会堂。この中に市政会館があり、大阪市の東京事務所もここに入っている。
11時に日比谷公園の霞門に集合した全都の野宿者50人以上は、市政会館の方に移動し、用意してきた「抗議並びに申し入れ書」を読み上げて担当者に手渡した。
最初は「報告しておきます」と完全になめきった態度だったが、参加した仲間の「公務員としてキチンと受け取る義務があるんじゃないか!」「この問題は大阪だけの問題じゃない、全国の野宿者にかかわるものだ!」という怒りの声の前に、態度を改めざる終えなかった。
また通行人にこの問題を訴えるビラをまいて支援を訴えていった。
以下、山谷・隅田川・上野でまかれたビラより
===========
大阪の仲間への住民票抹消に抗議行動がたたかわれたぞ!
団結かため、花見のあと、あらたな取り組みを。
大阪では、釜ヶ崎の解放会館や「ふるさとの家」に住民票をおいている仲間3500名の住民票が抹消されるという、あってはならないことが強行されようとしている。この山谷でも20年前、白手帳をとるには住民票が必要になり、そのために多くの仲間が手帳をとりあげられることになったことを憶えている仲間も多いはずだ。大阪も同様だった。そして、今度は住民票をとりあげる、というのだ。順々に仲間が生きるための手段を奪うという、なんと非道なやりかただろう。これは仲間に死ね、と言っているに等しい。これは野宿の仲間に対す国・行政の根本的な姿勢をしめすものだ。
大阪の仲間はこう語っている。「命の次に大事な住民票。何十年もほったらかしにしてきて、代わりの場所も用意しないままに抹消は許せん。責任を取ってもらわにゃあかん」。
これに黙っていられるか! 23日、俺たちは全都の仲間50名と日比谷にある大阪の東京出張所への抗議行動へ行ってきたぞ。遠くはなれていようと、野宿の仲間がどこかでやられていたら、必ず、どこかでやりかえそう。連帯と団結は俺たちのただひとつの、しかし大きな力だ。
いよいよ花見の季節がはじまった。世間がうかれるこの季節は隅田の仲間にも上野の仲間にも、きびしい時期だと思う。桜橋では昨年にひきつづき、当面の居場所を確保する取り組みがしっかり継続している。こういう取り組みをより広域にひろげつつ、寝場所もない仲間とともに立ち上がる取り組みに着手していかなければならない。
花見があけたら、特に飯場の実態など、仕事の現状についての仲間の声をきいて、新たな取り組みを開始していく予定だ。ぜひ、労働相談をよせてくれ。
またこちらでは仲間が生き抜くためのたきだしスケジュール表を作成している。先週は東部版を共同炊事のあと、配布した。これは仲間からの情報をえて、どんどん作り替えていっている最中だ。間もなく全都版もできあがる。しっかり生き抜き、ともにやりかえそう。
*山谷争議団/反失実*


